キラーアビリティ(欧字名:Killer Ability、2019年1月27日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2021年のホープフルステークス、2022年の中日新聞杯。
馬名の由来は「素晴らしい能力、才能」。母名、一族名より連想。
戦績
デビュー前
2019年1月27日、北海道安平町のノーザンファームにて誕生。一口馬主法人「キャロットクラブ」より総額1億円(1口25万円×400口)で募集された。
2歳(2021年)
2021年8月28日の小倉競馬場での2歳未勝利戦(芝2000m)に鞍上岩田望来で出走。1番人気に応えて7馬身差で初勝利を挙げた。勝ち時計1分59秒5は2歳コースレコードであった。10月30日の阪神競馬場での萩ステークス(芝1800m)では、1番人気に支持されるも、ゴール直前でダノンスコーピオンに交わされて2着に終わった。
12月28日に中山競馬場で行われたホープフルステークスには、鞍上横山武史で出走、2番人気に支持された。道中は折り合いをつけて好位で進むと、直線で抜け出して優勝。重賞初勝利をGIで果たした。勝ちタイム2分0秒6は、GI昇格後のホープフルステークスのレースレコードとなった。
3歳(2022年)
3歳初戦として、皐月賞に出走。外有利の馬場コンディションもあって伸びを欠き着外に。
その後は競馬の祭典、日本ダービーG1に出走。直線は馬場の大外から良い末脚を繰り出し、大外から少しづつ差を詰めジリジリ追い込み6着に入線。2歳時に未勝利戦を7馬身差のレコード勝ちや、2歳暮れの若駒のG1ホープフルステークスを勝ったG1勝ち馬としてのプライドを見せ、皐月賞馬ジオグリフらに先着。前走の皐月賞G1からの巻き返しを見せ、その後の復活のきっかけを掴んだ。
暮れの3歳末には中日新聞杯G3に出走。初の古馬との対戦となったが、馬群の中から一気に抜け出し、約1年ぶりの重賞制覇を成し遂げ、完全復活をアピールした。
5歳(2024年)
5歳初戦として、国際招待競走のG2サウジアラビア・ネオムターフカップに出走。1着賞金120万米ドル・賞金総額200万米ドル。8番人気で迎えたレースでは内側のインコースで脚を溜め、直線で抜け出して2着に好走。復活の狼煙をあげた。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.comおよびRacing Postに基づく。
- 海外の競走の「枠番」欄にはゲート番を記載
- サウジアラビアのオッズ・人気はRacing Postのもの(日本式のオッズ表記とした)
- タイム欄のRはレコード勝ちを示す。
- 競走成績は2025年2月22日現在
血統表
- 母キラーグレイシスは2011年ハリウッドスターレットステークス(米G1)勝ち馬。
- そのほかの近親はリーガルグリーム#主要なファミリーラインを参照。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ
![キラー 2017年07月07日の人物のボケ[52255244] ボケて(bokete)](https://d2dcan0armyq93.cloudfront.net/photo/odai/600/ea9b3842300ac5ed47732ff8fa205172_600.jpg)


