両宮山古墳群(りょうぐうざんこふんぐん)は、岡山県赤磐市にある古墳群。2基が国の史跡に指定されている。「西高月古墳群(にしたかつきこふんぐん)」とも。
概要
岡山県南部、吉備地方南東部の備前地方に分布する古墳群である。前方後円墳4基・帆立貝形古墳2基などから構成され、主墳の両宮山古墳は岡山県第3位の規模の巨大古墳になる。周辺では、後世に備前国分寺も営まれている。
古墳群のうち、1927年(昭和2年)に両宮山古墳の古墳域が国の史跡に指定され、1978年(昭和53年)に和田茶臼山古墳の古墳域が史跡「両宮山古墳」に追加指定された。また2007年(平成19年)には、小山古墳の石棺が赤磐市指定有形文化財に指定されている。
一覧
脚注
参考文献
- 各古墳の史跡説明板(赤磐市教育委員会設置)
- パンフレット「国指定史跡 両宮山古墳」(岡山県赤磐市教育委員会、2016年)
- 『日本歴史地名大系 34 岡山県の地名』平凡社、1988年。ISBN 4582490344。
- 「両宮山古墳」、「西森山古墳」、「廻山古墳」、「朱千駄古墳」、「小山古墳」。
外部リンク
- 両宮山古墳 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- 両宮山古墳、周辺の古墳 - 赤磐市教育委員会「赤磐の文化財」




