大浦町(おおうらまち)は、江戸期から現在にかけての青森県弘前市の地名。郵便番号は036-8346。2017年6月1日現在の人口は37人、世帯数は15世帯。
地理
弘前城の東に位置し、青森県立弘前中央高等学校の敷地が入り(住所は蔵主町になる)、中央を階堰が流れる。町域の北部は亀甲町、東部は蔵主町、南部から西部にかけて下白銀町に接する。
歴史
- 元禄・宝永年間 - 武家屋敷の郭外移転で完全に侍町になる。
- 慶長16年~寛文4年頃 - 大浦町は弘前城内の三の丸に位置し、絵図などによれば侍屋敷のみあり。
- 寛文13年 - 弘前中惣屋敷絵図からも、依然として侍屋敷が多数ある。
沿革
- 江戸期 - 弘前城下の一町。
- 明治初年~明治22年 - 弘前を冠称。
- 1899年(明治22年) - 弘前市に所属。
地名の由来
はっきりとした由来は無いが、大浦城から当地に移った賀田門があることから、これと関連があると思われる。
施設
医療
- 佐藤歯科医院
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
- 弘南バス
中央高校前(弘前バスターミナル - 浜の町・市役所経由 - 藤代営業所線)停留所。
脚注
参考文献
角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)




