知念城(ちねんじょう、琉球語: ちねんグスク)は、沖縄県南城市知念にある12世紀末から13世紀にかけて築城されたグスク(御城)跡である。代々同地の領主である知念按司が統治した城跡と考えられている。1972年(昭和47年)5月15日に国の史跡に指定されている。
概要
自然石を用いた野面積みの石垣を持つ古城と、加工した石を切石積みした石垣を持つ新城の、2つの曲輪から成るグスクである。
2002年(平成14年)から行われた発掘調査で13世紀から15世紀にかけてを中心とした遺物が出土しているが、明治時代にいたるまで番所や学校などに使用され続けたため、中世から近代にかけての遺構が入り交ざった状態であるという。
脚注
関連項目
- 九州・沖縄地方の史跡一覧
外部リンク
- 知念城跡 映像ライブラリ - 南城市公式サイト




