「イッツ・オール・オーバー・ナウ、ベイビー・ブルー」(It's All Over Now, Baby Blue)は、ボブ・ディランが1965年に発表した楽曲。
概要
1965年1月15日、ニューヨークのコロムビア・レコーディング・スタジオで録音された。演奏はディランのギターとハーモニカ、ウィリアム・E・リー(ビル・リー)のベース。1965年3月22日発売の5作目のアルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』に収録。
別バージョンは以下のとおり。
- 1965年1月13日、ニューヨークでのスタジオ録音。『ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック(第7集)』(2005年)に収録。
- 1965年7月25日、ニューポート・フォーク・フェスティバルでのライブ。2007年公開のドキュメンタリー映画『The Other Side of the Mirror: Bob Dylan at the Newport Folk Festival』に収録。
- 1966年5月17日、イギリスのマンチェスターで行ったライブ。『ロイヤル・アルバート・ホール:ブートレッグ・シリーズ第4集』(1998年)に収録。
- 1975年12月4日、カナダのモントリオールで行ったライブ。『ローリング・サンダー・レヴュー:ブートレッグ・シリーズ第5集』(2002年)に収録。
「ベイビー・ブルー」の由来についてディラン本人はこう語っている。
「この曲を書いたときのことは覚えている。ジーン・ヴィンセントの歌を思い出していたんだ。"Baby Blue"。ずっと好きだった曲の一つだ。『彼女に初めて会ったとき/彼女は初めましてと言って、僕の目をのぞき込んだ。そして言った/私の名前はベイビー・ブルー』。高校生のときよく歌ったよ。もちろんあとで僕は別のベイビー・ブルーについて歌ったわけだけど」
カバー・バージョン
脚注




