『アッタカ城人経』(アッタカじょうにんきょう、巴: Aṭṭhakanāgara-sutta, アッタカナーガラ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第52経。『アッタカ城経』(アッタカじょうきょう)、『アッタカ市人経』(アッタカしにんきょう)とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第217経「八城経」や、『十支居士八城人経』(大正蔵92)がある。
アーナンダが在家信徒(居士)ダサマに仏法を説いていく。
構成
登場人物
- アーナンダ
- ダサマ - 在家信徒(居士)
場面設定
釈迦が亡くなった後、ある時アーナンダは、ヴァッジ国ヴェーサーリー近郊のベールヴァ村に滞在していた。
そこに在家信徒であるダサマが訪れ、教えを請う。
アーナンダはダサマに、四禅、四無量心、四無色定を説く。
ダサマは法悦する。
日本語訳
- 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典2』(第10巻) 大蔵出版
- 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)中分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
- 『原始仏典 中部経典2』(第5巻) 中村元監修 春秋社
脚注・出典
関連項目
- 四禅
- 四無量心
- 四無色定
外部リンク
- Aṭṭhakanāgarasuttaṃ - Tipitaka.org
- Atthakanagara Sutta: To the Man from Atthakanagara - translated by Thanissaro Bhikkhu
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