ファイヤープロレスリングの登場レスラー(ファイヤープロレスリングのとうじょうレスラー)では、プロレスゲーム『ファイヤープロレスリング』シリーズに登場する架空のレスラー・団体・人物について記載する。
なお、団体・人物名の後ろの括弧内は、モデルとなっている実在団体・人物を表記している。また、人物名の下部に表記された名前は、過去の作品において使用された名前。モデル名のみはエディット用パーツとして用意されているものの、攻略本など他媒体で名前が明らかにされなかった選手である。
連盟
- HWA(Human Wrestling Alliance (NW A)ヒューマン レスリング アライアンス)は、世界規模のプロレス連盟であり、各団体はそれぞれ独自の興行を展開しつつ参加していた。
- 1989年、『ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ』より始まる。当初は選手個人のみの参加。
- 1994年、『スーパーファイヤープロレスリングSPECIAL』より団体での加盟となる。
- 1999年、『ファイヤープロレスリングG』を最後に母体のHUMANが解散。連盟も自然消滅となったと思われる。
- SWA(Spike Wrestling Association スパイク レスリング アソシエーション)
- 2001年、『ファイヤープロレスリングD』より始まる。SPIKEが、HWAを受け継ぐ形で発足された連合団体である。
- 権利上の理由から、アメリカ団体WFW選手は、登録が見送られている。
女子レスラーは選手を一まとめで「女子プロレス」となる。 どの団体にも属していないフリーは上記の連盟所属の「フリーランス」、自他共に認めるトップレスラーは伝説のレスラーとして殿堂入り、「LEGEND」となる。プロレスラーではない格闘家や「ブレイジング トルネード」に登場したHWF所属選手は連盟に属していない。
尚、『ファイヤープロレスリングS シックスメン・スクランブル』と『ファイヤープロレスリングG』にはもう一つのHWAが存在が示唆されている。リングに描かれているロゴを囲うアルファベットが「Human Wrestling Association ヒューマン レスリング アソシエーション」となっている。
2017年、『ファイヤープロレスリングワールド』では、権利上の理由から、連盟並びにこれまでのレスラーは一切出場していない。
現在の所属団体・レスラー
VIEW JAPAN(新日本プロレス)
1972年に「東洋プロレス」を解雇されたビクトリー武蔵が設立した老舗団体「新世界プロレス」。略称は「VIP」。
OLIVE JAPAN (全日本プロレス)
1972年「東洋プロレス」を退団したグレート司馬が設立した老舗団体「太平洋プロレス」。略称は「OJP」。
SUPER NOVA(NOAH)
OLIVEを退団した氷川光秀が設立した団体。略称は「NOVA」。
NEO1-MIX(ZERO1-MAX 現:ZERO1)
VIPを退団し設立した、クラッシャー旗本の団体「NEO-ONE」が壊滅後、意志を受け継いだ大刈によって旗揚げ。略称は「NEO1」。
ゆきぐにプロレス(みちのくプロレス)
1993年「ユニバースプロレス」を退団したブレード・ハヤテが、地元・東北をルチャの都にするため設立。略称は「ゆきプロ」。
AZTECA-PIT(DRAGON GATE)
メキシコから逆輸入した「超竜館」から独立した団体。略称は「A-P」
ZIP JAPAN(大日本プロレス)
元OPJのブレード小熊による流血過激ファイトが必至のデスマッチ団体。略称は「ZIP」。「リターンズ」のマッチメイクモードは選手をもてあます事無く使いきり、デスマッチは簡単に好評価を得られやすく初心者向け。
BBTプロレス(DDT)
榊四五朗が、従来とは違うエンタメプロレスを確立するため旗揚げ。ドラマチックなストーリーがウリ。略称は「BBT」。マッチメイクモードはZIPと同じく初心者向け。
関西プロレス(大阪プロレス)
ゆきぐにを退団したS・オルカが地元・関西で旗揚げした団体。略称は「関西」。
S-DOJO(KAIENTAI-DOJO)
WFWで活躍したWAKAゆきぐにがプエルトリコで「S-DOJO」を設立した後に日本上陸。略称は「S-D」。
リキマルプロ(リキプロ)
GJ倒産後に選手会で立ち上げた団体。
ハイクラス(パンクラス)
梶原組を離脱した桧垣誠らで設立された団体。
FREELANCE
各団体を渡り歩くフリーランスの集まり。
USA
AWG
日本に縁の深い海外選手の集まり。
メキシコ
女子
LEGEND
自他ともに認める伝説のレスラー(一部は関係ないが)が所属。以前の団体名は「HIDE」。かつて引退したレスラーと故人はすべてLEGEND扱いだった。
格闘家
総合格闘家たちの集まり。
BLADE(PRIDE)
S-1(K-1)
ステイシー一族
格闘家LEGEND
格闘家フリーランス
その他
- ミスターヒュー
- ゲームボーイ版「プロレス」のラストボス。無冠の帝王であり、CPU相手に勝ち続けると出現する。
- マサ増田(レフェリー)
- ファイプロ製作者:増田雅人。
- 茶々丸(レフェリー)
- ヒューマン広報:笹沢茶々丸。「スーパー~」「スーパー2nd」の隠し技で登場する。
全日本プロレス 王者の魂
ファイヤープロレスリングワールド
ファイヤープロレスリングワールドのモデルレスラー。
元・加盟団体・興行会社
(斜体は興行会社、イベント名等)
- 東洋プロレス(日本プロレス)
- 力皇斬が立ち上げた日本のプロレスのオリジンとなる団体。力皇斬の他界後、相撲部屋の体質が抜け切れず興行利益の私的流用を指摘した武蔵を解雇、義理を重んじる司馬が団体を離れるとスター選手不在となりテレビ中継を打ち切られ解散。
- VJP系列
- ユニバースプロレス(ユニバーサル・プロレスリング)
- ビクトリー武蔵の側近を務めた男がグラン・マリポーサを中心に、本場メキシコからルチャ・リブレを直輸入という触れ込みのルチャ団体。話題を呼ぼうと大物を多く呼び寄せたがファイトマネーを後払いにしたため、多くの給与未払いが発生し解散。
- 真誠倒幕軍(平成維震軍)
- サムライ・ジロー、五十嵐利明と内藤秋吉が戦いを通して和解しVJP反体制派として決起、その後イナヅマ拳悟、ザ・グレートカグラ、野原道憲、トシ護東が合流し、単発興行まで行った団体内団体。
- NEO-ONE(ZERO-ONE)
- VJPを解雇されたクラッシャー旗本の新団体。無謀かつ無計画な経営による資金難で瞬く間に経営破綻。
- レッスル(ハッスル)
- BLADEの興行会社がプロレス部門としてNEO-ONEと提携して打ち出したイベント
- U.N.O(U.F.O)
- ビクトリー武蔵がVJPを離れて設立した格闘技連盟。
- ビッグインパクト(ビッグマウス・ラウド(ビッグマウス))
- グローバルジャパンプロレス(WJプロレス)
- VJPを退団したハリケーン力丸の団体。「プロレス界のど真ん中を目指す」と標榜するも放漫経営と多くのトラブルが元で倒産。「リターンズ」のマッチメイクモードでは高評価基準が上記の「ど真ん中」と曖昧であるため難易度が高い。
- 慶介オフィス(ダイヤモンド・リング (プロレス)(健介office))
- GJで力丸と喧嘩別れとなったストーム慶介の個人事務所、後に団体。
- OJP系列
- R・Y・U(WAR)
- ある団体が派閥争いの末分裂(もう一つの派閥は紆余曲折を経て後にZIP JAPAN、BBTを立ち上げる。)、1992年にサンダー龍により設立、フロントとの対立によりサクソン春樹が新生IWに移籍する等の大量離脱を呼んで活動休止。
- MUSTLE-1(ファンタジーファイトWRESTLE-1)
- 俊藤剣がS-1とBLADEの援助を受けて理想とするエンターテイメントレスリングを目指したイベント。
- IW系列
- IW(FMW)
- 引退した沖田勝志が復帰の為に設立。当初フリー選手は全てIW所属。
- W★INNING(世界格闘技連合W★ING)
- IWを事実上追い出された経営陣がマスター・トーゴーを連れて旗揚げした団体。一年持たずに解散した。
- 新生IW(FMW)
- デスマッチ路線を展開し再始動する。会社名は「Independent World」。途中でエンターテイメントへの路線変更が失敗し倒産。
- EWF(WMF)
- 新生IW倒産後にランマルが旗揚げした団体。
- 春樹軍(冬木軍プロモーション)→アバレンボプロレス軍(アパッチ・プロレス軍)
- 新生IW倒産後にサクソン春樹、ウイニング亀村、室田鉄彦らが立ち上げた団体。
- UWH系列
- UWH(UWF)
- 梶原組、GONGS、UWH INTER、ハイクラスからなる総称。ショー的要素を全て廃した試合を展開し、一時期一人勝ち状態になった時期もあったがスポンサーの参入を巡り空中分解。
- 梶原組(プロフェッショナルレスリング藤原組)
- UWHを解散後、どの派閥にも属さなかったレスラー・若手の受け皿として梶原丈が立ち上げた団体。
- 格闘探検隊バトレーション(格闘探偵団バトラーツ)
- 経営難になった梶原組をリストラにより解雇された石原冬威が立ち上げた団体。
- UWHインテル/インテグラル(Uインター)
- 分裂後にUWH INTER勢から真田伸久が作った団体。様々な話題作りが売名行為と受け取られVJPとの対抗戦、安藤がスパーリング、真田がBLADEでそれぞれステイシー一族に完敗し客の信用を失い解散。
- 真田道場(髙田道場)
- Uインテルを脱退した真田伸久の道場。現在は格闘家に合流。
- キャッスル(キングダム)
- Uインテル解散後、選手達の受け皿として安藤障二が建てた団体。団体としての機能は消滅し現在はトレーニングジム。
- GONGS(リングス)
- 1991年に冴刃明が設立。日本人選手が少なく外国人選手を中心とした団体。のちにUインテル残党の一部が合流。
- その他
- K道場(武輝道場(北尾道場))
- プロレスから格闘家へ転身したミスターKが立ち上げた団体。Kの引退後、超龍館に吸収されるも経営陣はAZTEKA-PITの母体となる。
- 超龍館(闘龍門)(超竜館X)(闘龍門X)
- アステカ・ドラゴンによるAZTEKA-PITの前身の道場。現在はフリーランス。
- WFW(WWF、現:WWE)
- ディンク・カクラコンがオーナーのソープオペラ、エンターテイメントを前面に押し出した団体。登場レスラーは現在は登場が見送られているためこちらに入れておく。
- WWC(WCW)
- 豊富な資金源を元手にWFWから多くの選手を引き抜くが興行抗争に破れて電撃倒産。
- 女子
- 全日本女子プロレス
- PWA (JWP女子プロレス)
- グレネード西京(当時:西京ダイナソー)、チャーミーはづきが作った団体。元はRARのレスラーと一つの団体だったが考えの違いから分裂。
- RAR (LLPW)
- 神崎しおり(当時:神崎志保)と狭間エミが共同代表を務める団体。女子団体でありながら強さを求める者が多く男性レスラーとのミックスファイトを経験した実績もある。
ストーリーモードに出てくる主なレスラー
- チャンピオンロードの主人公
- デフォルト名は純須杜夫。神経質な表情と無愛想な人となりで孤独な少年時代を送り、若元一徹道場を卒業後、VJP、OJP、UWH、どれかの『団体系フリー』選手として戦い、後に完全なフリーランスとなり、異種格闘技戦を経て、日本選手権準優勝、オクタゴンリングでの総合格闘技大会優勝、パートナーとタッグ王者に輝く等輝かしい戦跡を上げていく。得意技は前半ではブリザードスープレックス、若元スペシャル'78、後半はタイで学んだムエタイのキック、オリジナルホールド「スミススペシャル」。青森県八戸市出身。1969年1月2日生まれ。好きなタイプはジュリエット・ルイス
- ディック・ロード、ザ・スパイク、ジ・アンダーグラウンド
- 若元道場での同期生。スパーリングで選んだ相手が後の全米サーキットのパートナーとなり、世界選手権の準決勝でディック・スレンダーの対戦相手になる。
- 冴刃明
- UWHを解散後、GONGSを旗揚げ。エースとなり若元亡き後の純須の世話役となる。遠征中に多くの団体が乱立し、誰でも最強を名乗ってしまう状況に「誰が一番強いか決めたらええねん!」と発言したことが日本選手権開催の契機となり、純須を破り日本選手権優勝。その後、世界選手権準決勝で再び対戦する事となる。
- ダイナミック・キッド
- イギリスで純須と出会い、目標の無い彼を一喝し目を覚まさせ全米サーキットではマイティボウイ・スミスとのタッグで自ら壁役となる。
- ディック・スレンダー
- 世界選手権決勝の相手で最後の相手として登場する。物語上では、対戦した相手は全員命を落とした。過去には地下プロレス(地下プロレスEXITのような形態とは違い、地下の非合法で行われるセメントマッチ)にも参戦し若元と対戦した。
- 若元一徹
- 主人公が鍛えるプロレス道場(養成所)の道場主。大日本プロレス(現存の団体(大日本プロレス)とは無関係。ここでは日本プロレスを指す。)で活躍し、VJPの鬼軍曹として若手を鍛え上げ、冴刃は血の小便を流し、若元のキャデラックのモーター音が近づくと恐怖を覚えたという。卒業試験で純須に破れた事により再びプロレスの魅力に惹かれ、地下プロレスに参戦するが…。ちなみに、Gのストーリーモードでも道場主として登場する。
- グレート・パンサー
- UWHのエースで、純須戦の敗戦でプロレスを引退。エースを失ったUWHは理屈、理想よりも試合で結果を残すことを優先させる梶原の梶原組、競技性重視の桧垣のハイクラス、UWHの色を一番色濃く残す冴刃のGONGS、長嶋茂雄のショーマンシップ、ファンサービスを理想の目標とした真田のUインテルの4派に分かれる。
- 冴刃麗子
- ストーリーモードのヒロイン、冴刃明の妹でレスラーではない。職業はモデル。裕福な家庭で何不自由なく育ったが、兄の影響でプロレスラーを心良く思っておらず初対面の純須をプロレスラーと知ると「八百長スポーツ」と蔑み、出会った所々で心を傷つけるが、後に彼の人格に触れ、打ち解けていく。渡米中、一切連絡をよこさない様子に態度に痺れを切らし、自棄になって親が勧めた縁談を受けて婚約したことを世界選手権前の純須に告白してしまう。兵庫県神戸市出身であり、兄の前だけは関西弁で話す。
- 坂上浩一
- Gのストーリーモードのライバル。WFW以外のルートで主人公と団体のトップとして対抗戦の対戦相手となる。
HWF
ファイプロをベースにしたゲーム「ファイプロ外伝 ブレイジングトルネード」の登場キャラクター。「スーパーファイヤープロレスリングX」にのみ参戦。一部キャラクターのオリジナル必殺技のみは後の作品にも登場している。
実名選手
脚注




