天龍山室駅(てんりゅうやまむろえき)は、静岡県磐田郡佐久間村大字佐久間字山室(現・浜松市天竜区佐久間町佐久間字山室)にあった日本国有鉄道(国鉄)飯田線の駅(廃駅)。
佐久間ダム建設に伴う飯田線佐久間 - 大嵐間の経路変更に伴い廃止された。駅跡地は佐久間湖の湖底に沈んでいる。
歴史
- 1936年(昭和11年)11月10日:三信鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1943年(昭和18年)8月1日:国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)飯田線の駅となる。
- 1955年(昭和30年)11月11日:経路変更に伴い廃止。
駅構造
島式ホーム1面2線、単式ホーム1面1線を持つ地上駅であった。
駅周辺
駅は天竜川の東岸にあった。周辺には、佐久間村の山室(やんむろ、やんぶろ)集落があった。 駅からは木材運搬用のベルトコンベアと索道が延びており、天竜川の川べりにある貯木場とを結んでいた。また天竜川の少し上流には舟下りの難所の激流、山室潭があり、やや下流の旧豊根発電所付近、湯島集落には温泉が湧き出ていた。
隣の駅
- 日本国有鉄道
- 飯田線
- 豊根口駅 - 天龍山室駅 - 白神駅
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 廃駅




