福よせ雛(ひな)は、雛人形を新しい形でよみがえらせる展示会の名称。

概要・特色

家庭での役割を終えた雛人形に「第二の人生」をテーマに新たな命を吹き込み、「笑顔と福を呼ぶ」という趣旨。雛人形にポーズをつけ、小道具を持たせて、日常生活のさまざまなシーンを愛嬌たっぷりに表現する。コミカルかつ独創的な姿がSNSや海外でも話題となっている。

名古屋市在住の主婦・吉野孝子が発案し、主婦9人のグループでプロジェクトをはじめた。2010年、名古屋市東区の文化のみち二葉館での展示を皮切りに、やがて地域おこしの一助にと各地で開催されるようになり、2022年までに国内外の30以上の会場で展示されるようになった。開催地の一つである鳥取県日野町では、雛人形に住民票を発行した結果、町人口を超える約3500体が“移住”するなど注目を集めている。

脚注

外部リンク

  • 福よせ雛プロジェクト - (一社)日本社会文化教育機構
  • 福よせ雛プロジェクト (fukuyosehina) - Facebook
  • 福よせ雛プロジェクト公式インスタグラム (@fukuyosehina) - Instagram
  • 福よせ雛プロジェクト公式ツイッター (@fukuyosehina) - X(旧Twitter)

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